バンコクの美容院でヘアカラーするなら?

こんにちは!
バンコクで美容師していますAKIです。
今回はヘアカラーについてお話をいたします。
みなさん、ヘアカラーってされていますか? バンコクへ来て生活してみて、また日頃お客様と携わらせていただき感じることですが、
カラーの『褪色・髪のパサつき・ツヤ』気になりませんか?
この3つどれも当てはまるという方、大きく感じないけど何か違うという方多いのはずです。
これは確実にタイの環境の影響が大きな要因があります。まず日頃の日常生活での日本との違いで髪の毛に大きな影響が大きいのは、
一つ目の要因 『水』です。
普段シャンプーしたり流したりとしますよね。そもそもその髪を洗うという行為自体がヘアカラーや髪のコンディションへ大きな影響を与えます。
こちらはバンコクの水に関する情報。
<硬度について>
東京の水道水の硬度: 60mg/L前後
バンコクの水道水の硬度: 120mg/L硬度とは水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの量を、これに相当する炭酸カルシウム(CaCO3)に換算して数値で表したものです。硬度が低い水はあっさりとして癖がなく、硬度が高い水はコクがあり癖のある味となるそうです。日本の水道水に比べて、バンコクの水道水が硬度が高いようです。
(バンコクナビ:引用)
日本の倍の数値が出ておりますね。数字を見ただけでも完全に違うなと感じるはずです。
そもそも硬度が高いということは、軟水・硬水で言う硬水になります。
ではその硬水によって起こる症状として 『髪のパサつき』です。
硬水は髪の毛にどう影響するの?
よくフランス人は髪をあまり洗わない・代わりに香水をつけてる。なんて聞いたことある方多いとおもうのですが、タイでも同じことが言えます。タイの美容院で働いているとタイ人の洗髪事情も聞きますが、タイ人も2・3日は平気で洗わないです(笑)硬水に含まれる カルシウム・マグネシウム が髪の毛のタンパク質に付着しギシギシ、ゴワゴワした感触を生み出します。
そして次に大きいな要因は、
2つ目の要因 『紫外線』です。
タイは日本の約3倍に紫外線量!!
通常、紫外線が毛髪に当たると紫外線は吸収され、毛髪を構成しているアミノ酸が酸化してしまいます。こうなることで、毛髪を構成しているケラチンタンパクがダメージします。
また毛髪のS-S結合が切れ、酸化によってシステイン酸(SO3H)が生成することでも毛髪がダメージします。
システイン酸の生成が加速され、さらにダメージが大きくなります。
(demi:引用)
髪の結合が切れることでとても不安定な状態に髪がなり、パサパサになり髪の表面のが開いてしまいます。
そうなることで、ヘアカラーの流出=褪色につながります。
この二つの状況が重なることで、『褪色・髪のパサつき・ツヤ』に影響するということです。
そしてここでオススメしたいのは、今回は水に対する方法や紫外線対策などありますが、今日は『美容院でヘアカラー』という点についてお話しします。
タイの美容院
まずは、
タイ人経営のタイ人スタイリストのサロン・日系でタイ人スタイリストのサロン・日系で日本人スタイリスト
のサロンが大きく、我々日本人の選ぶことの多いところだと思います。ここで紹介するポイントは
・誰が・どこで・何をする(何を使う)か?
というところです。みなさんがまず考えるのは初めの二つではないでしょうか? 誰がする?(日本人orタイ人)どこでする?(日系・タイ)タイ人経営でタイ人スタイリストがするのはもちろんなんですが、なかには日系だけどタイ人が担当するサロンもあります。もちろん当サロンにもタイ人はいて教育もしっかりしております。そこのクオリティーレベルでお話しをしたいわけではなくて、『何を使うか?』ということ、そしてそれを『どう使うか?』という点です。
カラー剤<(日本製)・(タイ製)・(他の海外製)>
たとえ日系だとしてもコストを抑えるため、現地カラー剤、海外の他のカラー剤を使っているサロンもあります。
日本製だと輸入しているものだと高くつくからです。
より良い<質・手触り・色>を求めるためには、私は使うものに対してもとても重要だと思います。日本製のものは日本だけでなく海外へ出てもやはり優れている商材だと思います。中には海外の方が発色がいい色もあります。ですが、髪の本来の美しさやツヤなど、『素材美』を追求するとやはり、日本製です。
そこを大切にすることで『髪のツヤやパサつき、褪色』をなるべく抑えられます!
今回は話が長くなるのでなぜ日本製の方が?というところは伏せておきます。(笑)
そして、、、、です!!
その大切なカラー剤を誰が使うか?です。
そう、スタイリストですね。タイ人はやはりマイペンライ、深く考えることは嫌い。 です。。
日本製で良いものを使っても、それがどんな影響があって、お客様の髪質、やりたい色には<どう使うか?>があまり深く考えきれていないと思います。
この色にしたいなら、これで一つでその色なるよ。と。。
本当はそれには これとこれと・・を混ぜて・・こういう順番で塗って。。ともう1歩、2歩いくとよりその人の髪にあった色を再現しより 『ダメージレス』にできます!!
私たちはそこに重きを置いて、日本製でもより品質の良いものとどう使うか?にこだわってカラーをしております。
現在、また新しく、日本から輸入で入ってくる新しいカラー剤も使用します。よりバンコクでのサロンカラーライフ。バンコクヘアライフをみなさまに楽しんでいただくために臨んでいきます。
というわけで、、髪のためには、バンコクでの髪事情でした!!
ではでは、、